池田珈琲日記 › 2019年06月11日

2019年06月11日

植木市があった

植木市

毎月11日には店の前にある西羽田町公民館で植木市が行われる。市内だけでなく,豊田,安城,岡崎,浜松からもせりに参加する人が訪れる。池田珈琲が開店した先月の11日は定休日だったので,今月が新しいお店になって初めての植木市になる。

この植木市に来た人のうちの多くの人が池田珈琲を訪ねてくれた。目当てはおじいさん(私の父)に会うためである。店舗を改築する前からの常連さんたちだ。

「元気でなによりだねえ」

「お互い歳をとったねえ,幾つになった? 体は大丈夫かん?」

「代がかわったね」

「お店が小さくなったね。でもこのぐらいがいいねえ」

おじいさんにかける言葉も色々だったが,おじいさんも久しぶりに会えたので(改装のために閉店したのが2017年平成29年12月31日だから約1年半ぶりになる)とても嬉しそうにお客さんと話をしていた。

そんなお互いが笑顔になれる光景をみると,昔の池田珈琲(昔の屋号はイケタコーヒーだった)は居心地のいい喫茶店だったのだなあと思う。

居心地とか居場所という良い時間が生まれるかどうかで,お店が長続きするかどうかが決まってくるのだろう。

そこにはやっぱり主役は”人”なんだなという思いが強くなっていく。

着眼大局




  

Posted by WisdomOcean at 21:10Comments(0)雑記