池田珈琲日記 › 2019年08月06日
2019年08月06日
読書の夏

1「高校生からわかる「資本論」」池上彰 著 集英社文庫
2「乳房」池波正太郎 著 文春文庫
3「土井善晴さんちの「名もないおかず」の手帖」土井善晴 著 講談社+α文庫
1は暑くなって読みたくなった1冊。資本論の解説が分かりやすくて良い。
2は池波正太郎作品を代表する時代小説「鬼平犯科帳」の番外編。
3は暑さで食欲の落ちた今に必要な1冊。野菜のおかずが素材の頭文字で50音順に並んでいる。
[ た ]行の中に「トマトの卵炒め」というのがあって,そのレシピに添えられた文章がそそられる。
「〜〜最初に卵を炒めるとき,多めの油を卵が一気に吸い込みます。
この,卵が抱えた油がのちににじみ出して,
トマトの水分とうまくからまり,全体がまとまるのです。」
これはもう,ビールがすすんでしょうがない。